안녕하세요!!
하나키예요
『血筋』
2019
監督/プロデューサー
角田龍一
- これは普遍的なお話
- 親を俯瞰的に見るのは成長の証
簡単には縁を切れないのが血筋
☆ ストーリー ☆
主人公の少年は、中国朝鮮族自治州・延吉で生まれ、
10歳のときに日本へ移住する。20歳を迎えたとき過去を振り返るため、
画家だった父を探すことを決意する。
中国の親戚に父の行方を尋ねるが、誰も消息を知らないうえ、
父の話題に触れたがらない。
叔父の助けにより再会を果たした父は、韓国で不法滞在者として
日雇い労働をしながら借金取りに追われる日々だった。
それでも息子への虚栄心と自己満足的な愛情を
「お金」によって表現しようとするが、息子は辟易としてしまう……。
韓国・北朝鮮の他に、もう一つ存在する「中国朝鮮民族」。
彼らの多くが韓国へ憧れ、韓国へ出稼ぎに行く。
今まで注目されて来なかった中国朝鮮族を、
「父と子」という個人的な物語で取り上げた、
世界初のドキュメンタリー作品。(公式HPより)
amazonプライムで出てきたので、何の気なしに観始めて
物語の重さに引き込まれ一気に観てしまいました。
これは、とっても普遍的な話です。
どの国のどんな人種の人にも起こりうる家族の話です。
もし、家族の誰をも重たく感じたことのない人なら、
それはとても恵まれた環境に育ったのだと
言えると思います。
このドキュメンタリーは、ある大学生(現在28歳)が
どうしようもなく家族親戚に
迷惑かけまくって生きてきた
行方不明な父親を探し出して、
18年ぶりに再会したところから始まります。
아버지
ありふれた物語なら父親を捜して感動の再会!
までがクライマックスで終了〜かも
しれないけれど、この物語はここからがはじまり。
(どんな話か知らなかったから18年ぶりに息子に
会えた父親のはしゃぎっぷりにちょっと
うるうるしちゃったけども。。)
今も決して誇れはしない父親の生き様を
息子は冷静に見つめ続けるんですが、
だんだん審判を下されるように追い詰められた
気になる父親が恥ずかしい気持ちを隠すための
独りよがりの屁理屈も、
そんな人がやっぱり自分の親なのだという事実を
ひとつひとつのささいな出来事を通して
実感しているであろう若い青年の静かな
苛立ちと失望、両方の気持ちが画面から
伝わるので目が離せません。
いっそ他人なら
「どうしようもない」「そんな人もいる」
とだけ思ってすぐに忘れることも出来るけど、
完全には切り捨ててしまえないこの感情の
揺れは私には共感できるところが
あったのですが、そんなこと
思ったこともない人がいるならうらやましい!
親も子供を自分とは違う一人の人間として
尊重して育てなさいと言われますね。
決して素晴らしい子育てではなかったとしても
「反面教師」という言葉も世の中にはあるのだから
子供が親を俯瞰的に見ることができるように
なれた、ある意味この家族の子育ては成功と
言えるのでは?と観ながら感じました。
(もちろん当の本人の息子には
思うところありありだろうけど)
この父親の弟、青年にとっては叔父が
出てくるのですが、この青年の面倒まで見てきた
彼の吐く言葉はとても真実を突いていて、
同じ兄弟でどうしてこうも違ってしまったのか?
この兄弟が育った家庭の環境を
こんどは覗いてみたくなりました。
監督の角田龍一さん
面影がやっぱりよくお父さんに似ているのです
Amazonプライムで今見ることができます。
ご加入されている方は一度ご覧になってください。
いつもの商業的な映画とは一味も二味も
違う面白さがあります。
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