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하나키예요
北朝鮮に潜入した間諜(スパイ)の実話を基に映画化
『工作』
~黒金星(ブラック・ヴィーナス)と呼ばれた男~
7/19より全国の映画館で順次公開
ストーリー
1992年、北朝鮮の核開発をめぐって朝鮮半島の緊張状態が高まる中、
軍人出身のパク・ソギョン(ファン・ジョンミン)は、
韓国の情報機関「国家安全企画部」のスカウトにより、
北の核開発の実態を探るため、黒金星(ブラック・ヴィーナス)という
コードネームで工作員として北朝鮮に潜入する命令を受ける。
対北事業家に扮したパクは数年にもおよぶ慎重な工作活動の末、
北朝鮮の対外交渉を一手に握るリ所長(イ・ソンミン)の信頼を
得ることに成功し、北朝鮮の最高国家権力者である金正日との
接見に成功する。
しかし1997年、韓国の大統領選挙をめぐる祖国と北朝鮮の
裏取引によって、自分が命を賭けた工作活動が無になることを
知り、パクは激しく苦悩する。
日本題『工作 黒金星(ブラック・ヴィーナス)と呼ばれた男』
原題『공작』
2018年/韓国
監督:윤종빈(ユン・ジョンビン)
出演:황정민(ファン・ジョンミン)
이성민 (イ・ソンミン)
조진웅(チョ・ジヌン)
주지훈(チュ・ジフン)
コードネーム”黒金星”というスパイは、実在の人物で、映画の背景も
実際の歴史をもとにした映画だそうです。
「スパイ」を扱った映画はこれまでにもたくさんありましたが、この作品の
特徴として、「アクションシーン」がなく、それぞれの人物の心理戦が
みどころであり、新鮮に感じられるところだと監督自ら分析しているそうです。
2018年の第71回カンヌ国際映画祭でも上映され、韓国国内では、
約500万人を動員。
主演は、「국제시장(国際市場で会いましょう)」の
ファン・ジョンミンさん。
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どんな役でも演じる韓国を代表する役者さんですが、映画を見た人たちの
レビューを見ると、彼に劣らずむしろこの人の演技なくしてはこの映画は
成立しなかったという声の大きかったイ・ソンミンさん。
日本でもお馴染みのドラマ「ミセン(未生)」の課長さん役だった彼です。
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北と南の対峙する立場で出合った二人が重ねていく信頼と友情の過程。。。
あけっぴろげに感情を表現することのできない中で、
それをお二人の役者さんがどのように演じるかも見所のひとつです。
映画の中で、「黒金星」が「金正日」に会う場面がありますが、
「金正日」役のメイクにはハリウッド映画を手がける方たちの手に
よるものだそうで、なかなか私は似ているなと思いました。
(ここで映画にコント感が出たら台無しですからね!)
ところで、映画の終盤、
~「黒金星」が、97年に韓国の大統領選挙をめぐり、祖国と北朝鮮との
裏取引を知る、、~
とありますが、このときの政権は”金泳三大統領”であり、この97年の選挙を経て、
第15代大統領に就いたのが、”金大中大統領”となります。
政治の動きをあらかじめ”予習”していくとよりスムーズに理解ができるのでは。
と思います。
今回いろいろ調べていて、Youtubeにて、実際の「黒金星」だった
”박채서”さんの韓国の放送のインタビューを見ることが出来たのですが、
もともと軍のエリートだった自身の北からの身元調査の検査を
かいくぐるために、最後に”貿易商”として、北と接触するのですが、
それまでにいくつもの身分の洗濯(偽装)をまるで
「マネーロンダリング」のようにいろいろ変えなければならなかった、、
というお話は興味深かったです。
7/19より全国の映画館で順次公開です。
お住まいの地域での公開情報は公式HPをご覧ください。
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